東松山市と小川地区衛生組合管内町村は「ごみ処理の広域化の推進に関する基本合意書」を締結しました。
更新日:2025年12月18日
令和7年12月18日、東松山市と小川地区衛生組合の管内町村である小川町・嵐山町・滑川町・ときがわ町・東秩父村は「ごみ処理の広域化の推進に関する基本合意書」を締結しました。

(左から 東松山市長、小川町長、嵐山町長、滑川町長、ときがわ町長、東秩父村長)
■基本合意締結の経緯
東松山市では既存施設の老朽化の状況を踏まえ、今後のごみ処理について、市単独での施設整備や民間委託処理などの方法も検討をしてきましたが、昨今の物価高騰の状況や災害への備え、環境負荷の低減といった点で、広域化での施設整備が最も望ましい方法であるとの結論に至りました。
一方、小川地区衛生組合では、可燃ごみ処理を民間委託しており、委託契約期間(令和4年4月~令和14年3月)終了後の可燃ごみ処理については、処理委託を継続しつつ、併せて長期的かつ安定的な可燃ごみ処理のあり方を見据え、更なるごみ処理の広域化も含めた検討をしていくこととしていました。
そうした状況の中、東松山市から小川地区衛生組合管内町村へごみの広域処理に係る可能性を検討する意見交換の実施について申し入れがあり、長期的かつ安定的なごみ処理のあり方を見据えて、調査研究や検討を進めることとなりました。
■基本合意の内容
⑴ 枠組みは1市4町1村(東松山市、小川町、嵐山町、滑川町、ときがわ町、東秩父村)
⑵ 新ごみ処理施設の建設予定地は東松山市内
⑶ 広域化の推進に向けて協議会を設置
⑷ 共同処理するごみ種は、すべてのごみ種を対象
⑸ 施設整備運営を行う事業主体は、新たに設立する一部事務組合
⑹ 広域ごみ処理を行う中で温室効果ガスの削減を目指す
